BLOGブログ

2024.06.15内装解体の基礎知識

内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事における相見積もり アイミツとは【九州・福岡の内装解体工事ブログ】

内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事における相見積もり アイミツとは【九州・福岡の内装解体工事ブログ】

福岡県春日市のみなさま、こんにちは!

福岡県を中心に九州で内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

 

ここでは内装解体工事・スケルトン工事・原状回復工事における相見積もりについて紹介いたします。

内装解体工事の相見積もりとは?

内装解体工事の相見積もりとは、複数の解体業者に解体工事の見積もりを依頼することをいいます。
内装解体工事やスケルトン工事。原状回復工事を依頼する解体業者を選ぶ際には、内装解体工事の費用がいくらなのかや、内装解体工事の期間はどれくらいかかるのか等を見積もってもらいます。
この見積もりを1社ではなく、複数の解体業者からもらうことにより、その見積もりの内容が適切であるかどうかを確認することができ、より自分の希望に合った条件で内装解体工事を依頼することが可能になるでしょう。

《あいみつ》と呼ばれることもある

内装解体工事の相見積もりは《あいみつ》と言われることもあります。
あいみつは相見積もりを省略した言葉なので意味としては同じです。
《見積もり合わせ》と言われることもあるようです。

また漢字では《合見積もり》と書かれることもあります。これらは全て意味としては同じだと、とらえて問題ないです。

内装解体工事の相見積もりは一般的

《内装解体工事の見積もりの内容が適切であるかを確かめることができる》《より自分の希望に合った条件で内装解体工事を依頼することができる》というメリットがります。
そのため、解体工事を行なう際には1社だけではなく複数社から見積もりをとるという人は多く、内装解体工事の際に相見積もりを依頼することは一般的なことでしょう。

でも、相見積もりをした結果、採用されなかった解体業者は無償で見積もりのための仕事(現地調査や見積書の作成)を行ったことになるので、マナー違反なのではないかと考える方もいます。
しかし、そんな事はありません。

解体業者としては相見積もりに参加する事により、契約はとれなかったとしてもスキルアップが図れるというメリットが得られるのです。
なぜ選ばれなかったのかを検証する事によりスキルアップにつなげることが可能なのです。

解体業者としてはこのようなメリットも得られるので、《無駄な仕事を行わせてしまった》等と申し訳なく思う必要はないでしょう。
たとえ、今回の内装解体工事が契約につながらなかったとしても解体業者としては見積もりの依頼をしてもらっただけでメリットがあるというわけです。

内装解体工事の相見積もりをしてから契約するまで

それでは、相見積もりをおこない複数の解体業者を比べて検討してから、解体工事を依頼する解体業者を選んで契約をするまでの流れについて紹介いたします。

内装解体工事の発注、選定条件を確かめる

実際に内装解体工事の相見積もりを依頼する場合、まず、最初に行うことは解体工事の発注、選定条件の整理と確認でしょう。

原状回復工事なのかスケルトン工事なのか、自分がどんな解体工事を依頼したいのか、想定している予算はどのくらいなのか、いつまでに解体工事をしてほしいのか等の整理をします。

内装解体工事の相見積もりを依頼

発注、選定条件の確認ができたら、次は実際に内装解体工事の相見積もりの依頼をします。
内装解体工事の相見積もりの依頼方法として、住んでいる地域の近くに解体業者はないかや、インターネットで検索してみるとよいでしょう。

相見積もりした見積書を比較して、検討し契約

各解体業者からの見積書を入手したら、見積もりの内容を比べて検討します。

さらに、内装解体工事の見積もりの内容をより希望に近いものにするために交渉を行なう事も可能でしょう。

そして、最も自分の希望に合う解体業者を選び、内装解体工事の契約をします。

内装解体工事の見積もりをするのに必要な時間

内装解体工事の見積もりをするのに必要な時間としては、1つの解体業者につき30分から1時間くらいでしょう。

経験豊富な解体業者の場合ですと、前もってやるべきことがしっかりわかっているので、段取りが良く効率的な作業をしてくれるでしょう。

内装解体工事の見積もりの際、基本的に行うことは

  • 寸法の測定
  • 解体工事の作業スペースの確認
  • トラックなどの車両を搬入するための広さや経路があるかの確認
  • 近隣の建物との距離などの確認
  • 周りにどれくらいの建物があるかの確認
  • 周りの店舗などの確認

等を行います。

これらの作業がスムーズに行けば内装解体工事の見積もりの時間は30分程で終わります。
しかし、場合によったら1時間以上かかってしまうケースもあります。

また、建物にアスベストの使用がされている場合では解体工事をより慎重に行なう必要があるので、時間がかかってしまう場合もあります。

内装解体工事の相見積もりを行なう前に準備しておくべきこと

内装解体工事の相見積もりをおこなう前に、施主が準備しておくべき事があります。

建物の図面などを準備して、隣家との境界の確認をしておくことにより、スムーズに相見積もりをすることが可能でしょう。

建物の図面の準備

紛失したりしてしまっているようなケースでは仕方がありませんが、建物の図面があるような場合では図面を準備しておくと良いでしょう。

もし、図面がなくても内装解体工事の見積もりをしてもらう事はできますが、図面があるのなら用意する事で、より正確な解体工事の費用を算出してもらう事ができます。

建物の図面があると、建物内部の状況などの把握がしやすくなるために、解体業者が内装解体工事の計画を立てやすくなるでしょう。

内装解体工事の相見積もりをする際のポイント

ここからは内装解体工事の相見積もりをする場合に気を付けておくべきポイントについて紹介いたします。

内装解体工事を行う予定の現場に立ち会いをしてもらう

内装解体工事の相見積もりをする上で、重要なのは実際に解体工事を行う現場に立ち会いをしてもらうことです。

解体業者の中には電話やメールだけで見積もりをすませようとする業者もいるようですが、当然それだけでは不十分ででしょう。

無料で内装解体工事の見積もりをしてもらえるかどうかを確認

内装解体工事の見積もりは無料でしてもらえるかどうかを事前に確かめておきましょう。

解体業者の中には見積もりに費用がかかる業者もいるようなので、前もって見積もりに費用がかからないかどうかを確かめておくと安心でしょう。

内装解体工事の相見積もりをしていることを伝える

それぞれの解体業者に内装解体工事の相見積もりをしているということを伝えておきましょう。

解体業者を比べて検討して一つの解体業者を選ぶので、それ以外の解体業者はお断りする事になります。

そのために、見積もりを依頼する解体業者に、きちんと相見積もりである事を伝えておきましょう。

中には、見積もりの依頼が来た時点で解体工事に向けて準備を始めてしまう解体業者もいるようです。

後でトラブルなどにならないように、前もって相見積もりである事を伝えておくとよいでしょう。

事前にそれぞれの解体業者に相見積もりをしている事を伝えておく事により、後で断りやすくなるために、相見積もりだということを伝えるメリットがあるのです。

内装解体工事の条件を合わせて見積もり依頼をする

複数の解体業者に相見積もりの依頼をする際に気を付けるべきなのは、内装解体工事の条件を必ず合わせて依頼するという事です。

解体工事は建物の広さや立地条件、解体工事をおこなう時期などによって大きく費用が異なる工事になります。

条件がそろわないままに見積もりの依頼をしてしまうと、解体業者は適切な金額の提示をすることができないでしょう。

結果、とても高い見積もりや別途の工事ばかりの見積もりなど、比較ができない見積もりばかりが揃ってしまうので注意が必要でしょう。

そうなってしまうと相見積もりの意味がなくなってしまいますね。

内装解体工事の希望の施工スケジュールや予算を伝えておく

内装解体工事の相見積もりを行う前に、希望の予算や施工スケジュールを伝えておきましょう。

解体工事の予定の費用が決まっている場合であれば、解体業者に伝えておきましょう。
その金額によっては、依頼した解体業者が受注できないというケースもあります。

さらに、内装解体工事の希望の施工スケジュールも事前に決めておいて、解体業者に伝えておきましょう。
解体業者によっては、施主の希望するスケジュールで解体工事を行えないような場合もあります。

お互い無駄な時間を消費しないためにも、内装解体工事の施工スケジュールや予算などの希望の条件は、最初に提示しておくことをおすすめします。

内装解体工事の金額や内訳を確認する

内装解体工事の相見積もりを依頼する時には工事の金額や内訳を確かめることが重要です。
しかし、内装解体工事の相見積もりで提示された金額だけを見て決めないようにしましょう。

見積書には、必ず内訳という詳細の項目があります。
内装解体工事の見積もりの依頼をした内容をすべてチェックしてから、他の解体業者と比較して検討しましょう。

各種条件をチェックする

多くの場合、見積書の最初のページや最後のページに各種条件が見積もり条件として添付されているでしょう。

この見積もり条件も忘れずにしっかりと確認するようにしましょう。

支払いの条件であったり、前もって発注者がしなければならない事など、重要な事が書かれています。

内装解体工事の価格以外の条件なども、契約には重要なポイントとなるので、ここも見落とさないようにしっかりと確認をしましょう。

内装解体工事の見積書の有効期限を確かめる

解体工事の見積書には有効期限があります。そのため、解体工事の依頼が期限切れになってしまわないように確認するという事が必要です。

ほとんどの場合では、表紙や見積もり条件等に、見積もりの有効期限として記載がされているでしょう。

解体工事の見積書は社会情勢などの変化によって、価格変動のリスクを避けるために有効期限が設定されています。
有効期限は一般的に1か月から3か月程の期限が設定されることが多いでしょう。

特に有効期限が短く設定されている際は、内装解体工事の見積書を入手した後に準備などを始めると期限切れになってしまう可能性があるので注意が必要でしょう。

内装解体工事を行う対象物の確認をする

内装解体工事の相見積もりの時に解体工事をする対象物の確認もしておきましょう。

内装解体工事の見積もりが終わってから解体工事や撤去作業をして欲しいと伝えると、追加の費用請求の対象になります。

前もって何を解体工事して撤去するのかを、しっかり決めておき、解体業者に希望を伝えて、正確な解体工事の費用を算出してもらうとよいでしょう。

内装解体工事の際に残置物の処分も依頼できるのかを確かめる

内装解体工事を行う際に、店舗やオフィスの中の残置物などの処分も一緒に行ってくれるのか。それとも、残置物は施主で処分しておく必要があるのかを確かめておく必要があるでしょう。

残置物の処分については前もって解体業者と相談をしておきましょう。

残置物の処分は解体工事の前に施主がしておくことに決まった場合では、解体工事をする当日までに残置物が残ったままになっている場合、残置物処分の費用が上乗せされ、追加の費用請求の対象となるケースがあります。事前の打ち合わせで施主が処分する事になったら、内装解体工事が開始する前にきちんと処分しておきましょう。

想定外の費用が発生した時の対応について確かめておく

内装解体工事の際に想定外の費用が発生した時の対応についての確認もきちんとしておくことも必要でしょう。

解体工事では、事前の計画にはなかったトラブルなどが発生したり、想定外の費用が発生する場合が考えられます。

想定外の事態が発生した時にはどのような対応になるのかを前もって確かめておきましょう。

悪徳な解体業者に注意をする

解体業者の中には残念ながら悪徳業者も存在します。

他の解体業者と比較する他、口コミや電話やメールでの対応、解体工事の現場での立ち会い際の担当者のコミュニケーションなども含めて、信頼できる解体業者かどうかを見極めましょう。

相場の費用よりも高い費用を請求してきたりする解体業者がいます。他の解体業者と比較して見積もりの金額が安過ぎるケースでも注意が必要でしょう。

その場合は、追加での解体工事などを多く行なって、後から多額の追加費用として請求してくるケースがあります。

さらに、あまりにも安すぎる解体業者は不法投棄をして廃棄物の処分に必要な費用を安くすませているということも考えられるでしょう。

解体工事は費用も大切ですが、信頼できる解体業者なのかどうか、が大切です。

知らないうちに悪徳な解体業者に内装解体工事の依頼をしてしまって後悔しないよう、気をつけてください。

 

ここでは、【内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事における相見積もり アイミツとは】についてをご説明いたしました。

九州・福岡での内装解体工事に関しての ご相談・お見積もりは、是非、お気軽にコワース九州にご相談ください。