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2024.07.10内装解体の基礎知識

店舗の内装解体工事の流れ【九州・福岡の内装解体工事ブログ】

店舗の内装解体工事の流れ【九州・福岡の内装解体工事ブログ】

福岡県うきは市のみなさま、こんにちは!

福岡県を中心に九州で内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

 

 

店舗の内装解体工事の流れ

店舗の内装解体工事を行なう際はどのような流れでしょうか。
店舗の解体工事を行なうのがはじめてのケースでは、何から始めていいのかわからないと悩む方も多いのではないでしょうか。
解体工事の依頼の前から解体工事の完了まで順を追って紹介いたします。

内装解体工事の契約書の内容を確認

まず契約書の内容をよく確認して、店舗の解体工事を希望しているということを貸し主に伝えましょう。

店舗の解体工事は自由に借り主が行えるわけではありません。
契約書の内容に沿っていれば良いという考えで解体工事の全てを借り主に任せてくれるという貸し主だけとは限らないでしょう。

解体業者の選定から関わりたいという考えの貸し主もいるために、後でトラブルなどが起こらないように、契約書の内容をしっかり確認して、入念な打ち合わせをおこなってから解体工事の依頼をしましょう。

内装解体工事の見積もり依頼

契約の内容をよく確認し、貸し主の合意を得る事ができたら、解体工事を依頼する解体業者の選定に移りましょう。
指定の解体業者がある場合にはそちらへ解体工事を依頼しますが、指定などがない場合では借り主が自分で解体業者を探す必要があるでしょう。

解体業者を選定するために、まずは解体工事の見積もりの依頼をし解体工事の費用や解体工事の内容、残置物の処分の可否などの確認をしましょう。

現地調査の依頼と内装解体工事の内容の確認

解体工事の見積もり依頼をしたら、現地調査の依頼と解体工事の内容の確認を行います。

解体工事をする店舗に実際に足を運んでもらって調査をしてもらうことにより、実際の解体工事の費用と見積もりの金額に差が出てしまうということを防ぐことが可能でしょう。
また現地調査をして解体工事の内容を確認することで、残しておかなければならないものなどを撤去してしまうなどのトラブルになってしまうことを回避することができます。

複数の解体業者に現地調査の依頼をし、解体工事の内容を確認しましょう。

内装解体工事の見積もり提示の確認と日程調整

店舗を解体工事する際は高額になってしまう場合もあるので、解体工事費用を比較することも大切なのですが、希望する期日までに解体工事を終えられるかという事も解体業者選びで大切なポイントでしょう。

解体工事の費用が安い解体業者であったとしても契約の期間内に解体工事を終える日程を組むことが出来なければ、解体工事を依頼することは困難でしょう。

近隣に挨拶をする

解体工事中には騒音や振動など近隣に迷惑をかけてしまう可能性があります。同じ建物内に入っているオフィスや店舗などはもちろん、周りに住宅などがあるケースでは近隣住民への挨拶も忘れずにしっかりと行いましょう。

解体工事の事前に解体業者も近隣への挨拶を行います。施主と解体業者がは別の日に挨拶に行くと相手に時間を取らせてしまうために、施主と解体業者が一緒に挨拶回りに行くようにすることをおすすめします。

解体工事に対する近隣の理解を得るために挨拶の際には、解体工事の内容や期間だけでなく、最大限の予防策を取りながら解体工事を行うことをきちんと説明しましょう。

店舗の片づけをする

解体工事が始まる前に、店舗の中に残されている食器や家電、家具、展示品など、自分で運び出せるものは自分で片付けを行います。

食器や家具などの片付けは解体業者にも依頼することができますが、解体工事費用をできるだけ抑えるためにも自分で片づけを行う事をおすすめします。
また、まだ使用することができる家具や家電などはリサイクルショップなどに売却をすることで処分の費用を抑えることが可能でしょう。

ライフラインの停止手続きをする

店舗の片づけをすることができたら、契約している会社に電話をして、電気、水道、ガス、電話などのライフラインの停止の手続きをしましょう。

ただ、ライフラインの契約が建物ごとの契約になっているケースや次の借り主が使用する場合があるので、停止の手続きをする前に停止する日を含め貸し主によく確認するようにしましょう。

また借り主が自由に停止できるケースでも、解体業者が解体工事の時に水道を使いたいから止めないでほしいなどとお願いしてくる場合があります。解体業者へ確認することも忘れないようにしましょう。

解体工事の契約・着工

解体工事の前の準備が終わったら、契約を行い解体工事が開始します。養生や足場の設置、壁紙、電気、ドア、ガラスなどの内装材の撤去や床材の解体工事、撤去という流れで解体工事は進められます。

解体工事で発生した廃棄物は処分して、解体工事しないものや処分をしないものは解体工事の前に養生して、解体工事完了した後に返却されます。

解体工事完了後・引き渡し

解体工事が完了したら産業廃棄物の処理状況の確認と物件の清掃作業を行います。

解体工事で発生した廃棄物は分別されて規定通りに処分がされますが、知らずに不法投棄などの悪質な行為を行う解体業者に依頼してしまっているなどの可能性もあります。
解体業者にマニフェストと呼ばれる産業廃棄物管理票提出してもらって廃棄物の処理の流れを確認しましょう。

廃棄物の処理が終われば掃除を行い、細かいごみや粉塵を無くし、綺麗な状態で物件の引き渡しを行いましょう。
最後の掃除までをきちんとしくれる解体業者を選ぶと借り主の負担は軽くなるのでおすすめです。

ここでは、【店舗の内装解体工事の流れ】についてをご説明いたしました。

九州・福岡での内装解体工事に関しての ご相談・お見積もりは、是非、お気軽にコワース九州にご相談ください。