BLOGブログ

2024.06.29内装解体の基礎知識

内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事の工事の流れ【九州・福岡の内装解体工事ブログ】

内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事の工事の流れ【九州・福岡の内装解体工事ブログ】

福岡県筑紫野市のみなさま、こんにちは!

福岡県を中心に九州で内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

ここでは内装解体工事を行なう際の流れについて見ていきましょう。

内装解体工事の前の流れ

ここでは、内装解体工事が始まるまでの流れを紹介いたします。
内装解体工事の前にやっておくべき事なども紹介いたしますので、解体工事をする際の参考にしてください。

内装解体工事の前の流れ1⃣オーナーとの打ち合わせ

内装解体工事を行なう際には、工事の流れとしてまず、打ち合わせを念入りにしましょう。

特に、貸主と借主の間での契約や打ち合わせを怠ってしまうと、後々トラブルなどの原因になる可能性もあるでしょう。

店舗やオフィスの内装解体工事には建物の所有者である賃貸人と建物の一部を借りている賃借人、両方の同意が必要となります。

また、建物のオーナーによっては、解体業者選びの段階から関わってくる場合もあります。

内装解体工事といっても、スケルトン工事なのか、原状回復工事なのかによっても異なります。
互いの希望などをしっかりと話し合ってから内装解体工事の作業を進める事により、トラブルなども事前に防ぐことができるでしょう。

内装解体工事の前の流れ2⃣現地調査と近隣調査

内装解体工事の打ち合わせと解体業者選びが完了したら、内装解体工事をする現地と近隣を調査をおこないます。
前もって店舗などの広さや内装の状況を伝えていたとしても、解体工事をおこなう現場を見なければ予定外の解体工事が起こってしまう可能性も考えられます。

追加工事や余分な費用が発生してしまうのを抑えるためにも、現地調査をしっかりしましょう。また、近隣の状況などを調べる事で、重機の搬入ルートなどの確認も出来るでしょう。

そうすることで見積書の金額と実際に必要になる工事の金額に大きく差が出てしまうのを防ぐことができます。

内装解体工事の前の流れ3⃣近隣住民や近隣の店舗への挨拶

次の流れとしては、内装解体工事が始まる前に、近隣の住民や近隣の店舗への挨拶も忘れずにきちんと行います。
内装解体工事を行う際には、振動や騒音が起こる可能性などもあるために、解体工事への理解をしてもらうためにも挨拶をおこなうことは大切でしょう。

特に、同じ建物内で解体工事をおこなう場合は、通常よりも迷惑をかけてしまうので、必ずしっかり挨拶するようにしましょう。

場合によっては、解体業者が挨拶回りをしたり、オーナーが挨拶をしたりする場合もあるので、事前に確かめておきましょう。

内装解体工事の前の流れ4⃣残置物の撤去

内装解体工事が始まる前に、解体工事をする部屋の残置物などを撤去しておきましょう。

もちろん、残置物の撤去作業も解体業者に依頼することが可能です。
しかし、自分で行う事によって、解体工事の費用を抑えることができるので、可能な部分は自分で行いましょう。

内装解体工事の前の流れ5⃣ライフライン停止

内装解体工事の前には、使用中のライフラインを停止する必要があります。

ライフラインとは、一般的に電気や水道、ガス、インターネットなどの事を指します。

基本的には、どのライフラインも電話連絡のみで停止する事ができます。

しかし、ライフラインによっては、停止するまでに時間がかかってしまう場合や撤去作業や費用が発生する場合もあるので、早めに連絡する事をおすすめします。

内装解体工事の前の流れ6⃣内装解体工事の手順

ここからは内装解体工事の手順について紹介いたします。
内装解体工事を始める際の準備や、廃材の撤去をするまでの流れなどについて見ていきましょう。

内装解体工事の前の流れ7⃣足場の設置と養生の設置

通常の建物の解体工事と同様に、内装解体工事を行う時にもしっかりと養生の設置をする必要があります。

養生には、解体工事の際に発生する粉塵を外にもらさない効果と騒音を抑える効果などがあります。

特に、階段やエレベーターなどの共有スペースは廃棄物の搬入口になるために、念入りに養生する必要があります。

また、天井の高い店舗などや足場が必要になるケースでも、事前の設置が必要になります。

内装解体工事の前の流れ8⃣内装材撤去

内装解体工事の際、足場や養生の設置が完了したら、壁紙や電気、ドア、ガラスなどの内装材を撤去することから始めていきます。

そして、内装材のを撤去をする上で重要になるのが分別なのです。

特に、電気を取り外す際は、蛍光灯と安定器で分別が違います。また、人体に影響を及ぼす危険のある物質を含有している可能性もあるために、注意しながらの作業が必要でしょう。

さらに、壁紙をはがす場合に、粉塵なども発生するため、マスクやゴーグルをしっかりと着用して作業することが大切でしょう。

内装解体工事の前の流れ9⃣床材撤去

床材を使っている場合では、床材の撤去作業も必要になります。

床材はその種類も豊富なために、素材によって使っている糊や接着剤が違います。そのために、解体工事の作業をする時は、下地を傷めてしまわないように、臨機応変に対応することが求められます。

なお、床材の撤去をした後は、下地の亀裂や凸凹などをなすく処理作業が必要です。

また、下地の汚れや錆などを落とし、次の床材を貼る時の傷をつける《床ケレン》と呼ばれる作業もあります。

内装解体工事の前の流れ🔟内装解体工事の後の処理

内装解体工事が終了した後は、産業廃棄物の処理や清掃作業などがあります。

産業廃棄物は適切な処分方法を守らなければ、施主も罰則を受ける場合もあるますので、前もって処分方法をしっかり確認しておきましょう。

内装解体工事の前の流れ⑪産業廃棄物の処理

産業廃棄物の不法投棄をしたり、敷地内に隠したりなどすると、罰則が科せられる場合もあります。

また、内装解体工事の依頼主ではなく、悪質な解体業者がこのような行為を行うこともあります。

そのようなことにならないためにも、マニュフェストと呼ばれる産業廃棄物管理票を解体業者側に提出してもらいましょう。

なお、産業廃棄物の処理には、各自治体に届出を出す必要があるので、前もって確かめておきましょう。

内装解体工事の前の流れ⑫清掃作業

大きな廃棄物の処分をした後は、細かなゴミなどの清掃を行います。

特に、テナントとして借りている場合の内装解体工事の後に店舗を明け渡す時、重要となるのが次の利用者を見つけやすくする事でしょう。

そのために、次の利用者が気持ちよく借りることができるように、綺麗な状態に戻しておく必要があるでしょう。

内装解体工事だけ終われば終わりではなく、清掃作業まできちんとこなしてくれる、解体業者を選ぶもの重要なポイントでしょう。

内装解体工事の前の流れ⑬リフォームを行う場合もある

テナントの次の利用者が使いやすいように、必要に応じてリフォームなどをすることも考えられるでしょう。
しかし、リフォームを行う場合には、内装解体工事をした解体業者ではなく、新しくリフォーム業者に依頼をする必要があるでしょう。

そのため、再度契約のため貸主側と打ち合わせが必要になるでしょう。

 

ここでは、【内装解体工事・原状回復工事・スケルトン工事の工事の流れ】についてをご説明いたしました。

九州・福岡での内装解体工事に関しての ご相談・お見積もりは、是非、お気軽にコワース九州にご相談ください。